1: ニカワ ★ 2016/10/06(木) 03:42:43.47 ID:CAP_USER9
気管を切開し、たんの吸引が必要な横浜市の幼稚園児、前田結大(ゆうだい)くん(5)とその両親が、来春の小学校入学に向け、親の付き添いなしでの普通学級への入学を市に要望している。横浜市は「医療的ケア」が必要となる結大くんが通学を望む普通学級を支援するため、看護師の配置の検討を始めたが、実現には予算面など課題が多い。
結大くんは鼻と口から呼吸ができずに生まれ、声帯まひで気道が狭まる「気道狭さく」と診断された。生後すぐに気管切開し、以後は喉に着けたカニューレと呼ばれる管からたんを吸引する医療的ケアを必要とする。
現在は、看護師が常駐する川崎市の幼稚園に通園し、母直美さん(43)は付き添わずに園生活を送る。たんの吸引以外に障壁はなく、来春からは自宅近くの小学校に通い、兄昂大(こうだい)さん(10)とミニバスケットボールチームに入ることを楽しみにしているという。
横浜市は現在、特別支援学校以外に看護師を配置していない。直美さんらが昨年、市に普通学級への付き添いなしの通学の可否を尋ねると、「前例がない」との理由で「親が付き添うか、特別支援学校に入学するか」との選択肢が示された。
付き添いには親の大きな負担が伴ううえ、直美さんは「親が隣にいて、友達と遊ぶことができるだろうか。のびのびと学校生活を送ってほしい」と考える。結大くんと両親らは6月、市教育委員会に要望書を提出した。学校生活に必要な医療的ケアを含む配慮を保障し、親の付き添いなしでの普通学級への入学を実現できるよう求めた。
障害者差別解消法が施行されたこともあり、市教委は看護師配置の検討を始めた。ただ、市の担当者は「学校数も多く、予算措置は慎重にならざるを得ない。市内の全校に看護師を配置することは不可能に近く、どの程度の症状にケアが必要か、線引きも必要」と話す。【宇多川はるか】
■配置費用ネック
文部科学省によると、新生児医療の発達を背景に、たん吸引や、管で栄養を送る経管栄養などが必要となる「医療的ケア児」は増える傾向にある。公立特別支援学校では2006年度の5901人から15年度は8143人に増えた。また公立小中学校は15年度、839人が通学する一方、ケアに携わる看護師の配置は350人にとどまっており、東京都でも6人に過ぎない。
大阪府は、小中学校に看護師を配置する市町村に経費の一部を補助する事業を06年度に始め、15年度には108人の看護師が配置された。また、研修を受けた教員にたん吸引などの医療的ケアを認める国の制度を活用する大阪市は15年度、96人の教員を認定した。
こうした取り組みの需要はあるとみられ、文科省は今年度、公立特別支援学校に限っていた看護師の配置補助事業の対象に公立小中学校を加え、7億円を計上した。ただ、「国の補助を受けてもかなりの費用がかかる。一度制度を作ると、補助がなくなってもやめられない」(横浜市)と慎重な声もある。
東京都足立区で医療的ケア児の通園施設を運営する「全国医療的ケア児者支援協議会」役員の矢部弘司さんは、看護師がいないために地元の小中学校への入学をあきらめ、特別支援学校を選んだ児.童も見てきた。「立って歩ける医療的ケア児は、濃密な支援が必要だが、体制が整っていない。新生児医療の発達で、日本は赤ちゃんが死なない国になったが、地域で暮らすのは難しい。就学は本人の気持ちが尊重されるべきだ」と話す。【宇多川はるか】
http://mainichi.jp/articles/20161003/k00/00e/040/195000c 8: 名無しさん@1周年 2016/10/06(木) 03:49:22.72 ID:NM1cn79k0
悪いけど、自分勝手だよ
10: 名無しさん@1周年 2016/10/06(木) 03:49:41.34 ID:gAMz7LqF0
何言ってんの?この親
26: 名無しさん@1周年 2016/10/06(木) 03:55:30.22 ID:rkZH9Pfr0
差別じゃなくて区別だと思うがなぁ
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