|
|
啓 @time_graffiti
「お母さんのせいきゅうしょ」 ある日たかしはお母さんに日頃の手伝いなどをまとめたせいきゅうしょをお母さんに渡した。そんなたかしにお母さんは請求通りの500円と一緒に自分のせいきゅうしょをたかしに渡す。それは全て0円のせいきゅうしょだった。たかしは泣く…。
#クロ現 #クローズアップ現代
啓 @time_graffiti
「お母さんのせいきゅうしょ」で伝えたいのは母親の無償の愛、そして家族愛についてというもの。道徳の授業でも大方が「母親は子供に尽くすのが当たり前」という前提で進み、「子供は宝物だから対価はない」「子供は自分の成長を見せるのが役割だからお金はいらない」
啓 @time_graffiti
そんな中1人の生徒が全く別の視点で意見を述べる。「母親だって家事とかしてるのにお金をいつももらえない。お金をもらいたいという気持ちがあるのでは」と。この子の親は共働きで仕事に加えて家事もこなす母親の気持ちに寄り添った意見。しかしクラスでは村八分状態に…
啓 @time_graffiti
ほとんどが笑ってたクラスの子供達は(担任も含め)「お母さんもお金が欲しいなら請求すればいい、でもしなかったということは母親の無償の愛だということでしょ」という結論。「家事にもお金を渡すべきでは」と提案した子の目に涙が浮かんでたの当分頭から消えない。
啓 @time_graffiti
皆周りと意見を合わせようとしている中、価値観の違う意見を堂々と発言したあの勇気こそ見習ってほしいと私なら思う。一人一人生まれた環境が違う中だからこそ価値観の相違を互いに認めることが本当の道徳の極みなんだけど…。男の子で「家事にもお金あげるべき」と言えるのは稀有な存在。
啓 @time_graffiti
担任の女教師、道徳の授業がまだ手探りで難しいことを考慮してもあの授業の手法は疑問。あの男の子がただ1人反対の視点で意見を言ったのだから「そんな意見もあっていいよね!」なのを「でもお金請求しなかったじゃん」と多数派の子供からの立場で授業を進めた。唖然…
啓 @time_graffiti
あの女教師見てるとやはり教師って世間知らずで紆余曲折とは無縁の人多いのかなと思ってしまう。将来子供を産むこともあるかもしれない、もし育児ノイローゼとかになって疲れ果てて「母親なんだから無償の愛で捧げるの!」と言われた時あの男の子の言葉になんて返すのかな。
啓 @time_graffiti
いじめ防止目的でも道徳を教科として導入したというけど、授業で他の子と違う意見を述べた子があんなに浮いてしまう日本の教育の現状見てたら、むしろ逆効果でいじめ悪化にならないか不安でしかない。
啓 @time_graffiti
共働きのお母さんが当たり前のように日々の家事も担ってることに心苦しく思うあの男の子の優しさは本当に救いがあるのに、この国の教育現場ではああいった優しい子は真っ先に「異質」として排除の対処になる。あの子の母親があの授業を見たら言葉失うかもしれない。
|