1: 逆落とし(dion軍)@\(^o^)/ [US] 2017/03/08(水) 18:18:00.31 ID:LBdsdfIX0 BE:199720575-2BP(6000)
で、村上氏の新作「騎士団長殺し」(新潮社)が思わぬ波紋を呼んでいるのであります。
論議を呼んでいるのは第2部、謎に包まれた登場人物「免色(めんしき)」のセリフです。
この免色は物語のキーとなるキャラクターで、白髪の54歳の独身男性であります。
でこの男、ある人物の過去を語る中で〈南京虐殺〉に触れ、主人公の肖像画家に対し、日本軍が降伏した兵隊や市民の大方を殺害したなどと説明します。
その上で、免色は、
「おびただしい数の市民が戦闘の巻き添えになって殺されたことは、打ち消しがたい事実です。
中国人死者の数を四十万人というものもいれば、十万人というものもいます」
と語るのです。
よ、四十万人、ですと?
犠牲者数を過大に膨らませている中国の南京大虐殺紀念館でさえ「30万人」なのにそれを上回る「四十万人」なのであります。
ネット上でも賛否両論起こりながら、さっそく中国・人民日報サイトも好意的に報道しておるようでありますね。
これですねえ、「小説の中のキャラクターのセリフにすぎない」、そもそもファンタジー作品なのであり、
「言論の自由」「表現の自由」で守られるべき創作作品の中のひとつの描写にすぎない、との「正論」があるわけです、
「神聖なる芸術の領域に汚らわしい大人のイデオロギーを持ち込んで批判するな」との「正論」であります。
それはそのとおりなのですけど、村上春樹さんのテクニカルなところは、
実は小説の中の人物に「汚らわしい大人のイデオロギーや事実」で固めながら一部だけ神聖なる芸術の領域であるファンタジー的要素を組み込んでいるところなのであります。
http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/kibashiri/20170308/20170308105540.png これはずるい、もとい高等なテクニックです。
素晴らしいです。
ノーベル賞獲得を目指して、村上春樹さんの大江健三郎化が止まりません。
巨大なる市場でもある中国人民への迎合を、もはや隠さなくなった村上氏なのであります。
http://blogos.com/article/213136/ 2: エルボーバット(栃木県)@\(^o^)/ [ニダ] 2017/03/08(水) 18:18:54.72 ID:99wiqKTr0
表現の自由と嘘ついていいかは別だろ
14: 急所攻撃(大阪府)@\(^o^)/ [DE] 2017/03/08(水) 18:21:29.97 ID:g2twQtnd0
おかしいと指摘するのも自由だし
23: リバースネックブリーカー(家)@\(^o^)/ [ニダ] 2017/03/08(水) 18:23:10.70 ID:HfKs1aiJ0
エッセイか何かで言ったならともかく
フィクションの、しかも作中の人物が言ったセリフだからねぇ
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